人材採用の現状と採用を行う場合のポイント

企業において、人材採用はとても重要な項目です。いくらパソコンが普及し、様々な作業が機械化されたといっても、それを扱うのは人間ですから、企業にとって最も大切な財産は人材であり、採用事務はその根幹を成すものといっても過言ではないのです。
しかしながら、ここ数年は、少子高齢化や長引く続いた不況の影響で絶対的な労働人口が減少しており、採用したくても採用する人がいないのが実情です。このことは、新高卒や新大卒の就職人数が数年前と比較すると、格段に少ないことに表れています。
そこで、各企業は少ない労働人口の中から、会社にとって有益な人材を採用し、しっかりと育て上げることに重点をおいています。育成の成否が企業の将来に関わっているといっても過言ではないのです。

新大卒など新規採用を行う場合のポイント

新高卒や新大卒を安定的に採用するために大切な事は、人脈を多く持つことです。地元の高校や大学などの就職担当者と、常に連絡を取り合いながら情報交換を行っておくことが大切です。さらに、必要な時にだけ採用するのではなく、毎年、コンスタントに採用し、育て上げることがとても重要なのです。
最近、企業の採用担当を悩ませているのが、早期離職の問題です。せっかく採用しても、1年以内に退職する人は10年前と比較すると倍近くに膨れ上がっています。学校としても就職を斡旋した手前、早期離職が続くと、責任問題にも成りかねませんから、あまりにも早期離職が続くと、関係を打ち切られてしまう可能性もあるのです。したがって、特に学校推薦で採用した人材については、必ず育て上げることが大切なのです。

中途採用を実施する際のポイントとは

新高卒や新大卒だけでは、要員不足が回避できない企業も少なくありませんが、そうした企業が積極的に実施しているのが中途採用です。スキルや経験がありながら、事情があって働いていない潜在的な労働力を掘り起こそうというものであり、ハローワークや転職サイトに求人広告を出すことで募集します。
中途採用を実施する際のポイントはスピード感です。求職者の多くは、競合他社にも応募している可能性がありますから、採用事務が遅れてしまうとせっかくの人材が他社に採用されることにも成りかねません。そのため、採用事務をシステム化して、選考作業などを効率敵に進めている会社も少なくありません。
人材採用は、会社経営を行うにあたり、戦略的に実施していかなければなりませんから、新規採用と中途採用のバランスを考慮して効率的に採用事務を行うことが大切なのです。