能力よりも「人柄」を重視した人材採用がベスト

人材採用においてよく重視されるのが「どういった能力を持っているのか」です。
どういった資格を持っているのか、英語を話せるのか、学生時代に何を勉強してきたのか、こういった要素は採用の場においても非常に重要な要素であるのは確かでしょう。
ただしかし、それだけを見ていれば間違いのない人材採用ができるのかと言われるとそうではありません。そもそも採用の目的は能力の高い人を集めることではなく目標達成に必要な戦力を集めることであり、時には能力的に劣っていても何らかの理由によって採用するべき人材が現れることもあります。
例えば能力的には秀でたものはなくとも人当たりがよく同業務に参加するメンバーと協力することができるのであれば、教育を施すことで能力部分を後からカバーすることも考えるべきでしょう。
逆に能力がトップクラスであっても性格的に難があり輪を乱す気質を持っているのであれば、それは仲間に加えるべきではないと判断するべきこともあります。
能力だけを見ていては過ちのもとですから、採用の場では総合的に人を見て判断を下すようにしましょう。

使える人材、使えない人材の判断をしよう

最近では「人財」という言葉が広く使われるほど、それぞれの人の個性を尊重し、大切にしていこうという考えが広まってきました。
もちろんこれは非常に良いことであるとも言えますが、ただ人材を採用する側はおおよその場合、社会奉仕の一環としてお金を配るのではなく、自分たちにとって利益をもたらしてくれるからこそ人を採用しているということは忘れてはいけません。
よってその場においては残酷ではありますが「使える」「使えない」を考える必要があるのは常に意識をしておくべきでしょう。
採用の場において未来を見通して最適判断を常に下すなどのことは到底できることでもありませんが、それでも採用活動を行っていく中で少しでも懸念材料があった場合にはシビアに考えることも必要なのです。

採用とはすなわち未来への投資である

人材採用において忘れてはならないこととして考えるべきなのが、採用とは投資であるということです。
特に新卒採用の場合、ほとんどの人材は社会人としての経験がない、いわば社会人の初心者です。
昨日まで学生だったような人を会社に迎え入れる以上、採用した翌日から莫大な利益をもたらしてくれるだろうという皮算用をするのは極めて無意味かつ危険な判断であると言わざるを得ません。
ですが利益にならないのであれば採用をする意味がないわけですから、この誤謬を受け入れるために必要なのが「採用=投資」という考えなのです。
今は大した利益を生まなかったとしても適切な教育を施し、能力に優れた先輩がフォローアップをしていけばいずれ自社にとっての利益を生んでくれることでしょう。
採用の場においてはこの投資であるということを常に意識し、先々を考えて判断をしたいものです。